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はやぶさ君

今、地球から3億4千万キロ離れたイトカワという糸川英夫博士が発見した小惑星にはやぶさという無人探査機が接近しているらしい。後少しで到着の予定だ。地球を離れ4年でその小惑星のかけらを採取して帰ってくる予定らしい。その小惑星は火星と木星の間に散らばっているものらしいが、イトカワは地球の軌道と似てる動きをしてるから選ばれた。
またこのはやぶさがとってもけなげなの。電気の力でイオンエンジンを動かすというなんともエコな臭い。冷蔵庫ぐらいの大きさなんだって、はやぶさは。んで静に、本当に静に軌道を修正しながら、野球で外野手がフライをとるような要領で惑星に自分で近づくらしい。
んで、惑星に着いたら、なんか鉄球を落として宙に舞う物質を採取して帰ってくるんだって。
ああ、けなげ。3億キロも離れたところに行って玉をポロって落としてそれで散ったものを持って帰るなんて日本人しか出来ないよそんな発想。アメリカは重さ370キロの衝撃弾を惑星にぶち当てて飛び散った内部物質を観測するという「ディープインパクト」といわれる計画を実施したらしいけど、いかにもアメリカらしいですな。
サッと獲物を掠め取る鳥の隼にならったこの計画。いかにも日本らしくてとても好きです。
どうか無事に地球に帰ってくることを願いますね。
しかし鉄球を落とすところ見たいなー。
だからみなさん、どこかでみたこともない飛行物体が、小さな鉄球を落としてもどうか騒がず静に見守ってくださいね。地球の何かを拾って帰る為、何億キロも離れた天体から来たものだから、静にその行動を見守ってあげてください。
決してお菓子とかそういうの入れないように。

by biritake | 2005-08-19 00:00  

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