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これでいいのか

西から昇ったお日様が東へ沈む。

たいへーん!

17代目天才バカボンだった幼いころの私は、本気でこのことを信じていた。

学校でそのことを笑われ、喧嘩になり、このことを主張し続けていたためか、いまだにお日様がどっちから昇るかを答えるとき、一度この曲の一節をうたってから答えている。

それくらい私たちに影響を与えたバカボンの作者、赤塚不二夫先生が亡くなった。

突然失礼しました。

長らく休んでいたのはパソコンが壊れてしまいネットのできる環境ではなくなったことと、生れながらの金欠と、時間的余裕がなかったためでございます。

楽しみにしていた方々には申し訳ございませんでした。

今もこれネットカフェで書き込んでいるので、また更新が遅くなるやもしれませんがお許しください。

もとい

先日偶然そのバカボンのアニメを見ていた。

この世には神がいるもので、なぜだか我が家にケーブルテレビがやってきたため、アニメの専門CHなどを楽しめることになったんだけど、たまたまテレビをつけたらバカボンをやっていたので何となく見ていたらはまってしまった。

タイトルはバカボンなのにメインはほとんどバカボンのパパというところがまた何とも素晴らしく力が抜けていて、しかもこのパパがとてもいい。

当時も大好きで見ていたが、改めて年を重ねてみてみると、ものすごく癒される。

パパは決していい人なんかじゃなくて、意地悪で、嫉妬深くて、お金なんかも大好きで、愛への妥協などなく、あんなに暖かく見守っているママをぶったりも平気でしている。

でもそこに流れているパパのすごいところはなんにせよまっしぐらなところ。あけすけなくただまっしぐらなのだ。全力と言っていいのか、意地悪なこともお金に関してもすべて全力なのだ。過去などない。悪いことをしたと思えば平気でその人の前で謝る。要はパパにとって大事なのはそう思ったかどうかであって、でもなぁなどという感覚はまるでない。

だから狂ったおまわりさんなんかもパパに怒りを爆発させることができる。その後がないからだ。

いやな奴だと思えば、そいつに言うか、藁人形を作るか、まあいいやってところがまるでない。

これでいいのだ!なのだ。

先日、1本芝居を終えた。

先日って言ってもこの日記からしたら、何本か終わってるんだけど、ジャムジャムホリデーの戻り川ハイツ303号室というシリーズの芝居で、哀しくてジェラシー編というのを上演した。

ご来場いただきました皆様ありがとうございました。

その芝居は嫉妬がテーマだったんだけど、台本に取り組んでいたあるとき、実は自分にはものすごい嫉妬心があることに気が付きおそれおののいた。

それはあまりにどす黒く、あまりに強大で、なんだかこのまま変身してしまうのではないかと思うほど自分を突き動かしているものだった。

激しい嫉妬心に包まれたときに、それを押し隠す激しい力はあまりに醜い。

されどいたしかたなく、吐き出せば明らかに自分が変身してしまうのがわかるため、少しづつ小出しにしたり、相手に嫌な思いをさせたり、確かめたりしている。

ひと思いに仮面ライダーみたいに変身できたらと思う。

嫉妬ベルト。

「自分ー大好きー!トウー」

なんて言って変身できたら、ああ、あの人嫉妬に狂ってるんだなんてわかってもらえるのに。

ちょっと待てよ・・・わかってもらってどうする。

嫉妬仮面に変身した後何をする?

泣きじゃくるのか?せっかく仮面になったのに?

無意味だ、とても無意味だ。

嫉妬の感情に男も女もない。赤ん坊が成長する過程で生まれる、人間ならば誰もがもちうる感情なのだ。嫉妬が、愛している人から誰よりも愛されたいと思う感情の裏返しだとすれば激しい愛がまずそこにはあるはずなのだ。

なければ何もない。

何も思わぬ人からそんな感情は出てくるわけがない。

この芝居を演出したとき、まずその相手役を好きだとする感情を呼び覚ましてもらった。

とても難しい作業だったけどそこから始めなければならなかった。

役者って大変ですね。面白いけど。

パパならどうするだろ。

素直にママにぶつけるのだろうか。

「ママやめるのだ!」

というのか?それとも激しくもがき苦しみバカボンに当たるのか。おまわりさんをからかうのか。

答えをパパに聞いてみたい。
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by biritake | 2008-08-08 17:53