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ムネガイタイ

はやぶさ君がイトカワ君に到着しました。
イトカワ君は泥をかぶったじゃがいものよう。
20キロ離れたところでイトカワ君のことを見つめているはやぶさ君。
おみそれいたしましたよはやぶさ君。
毎秒300メートルの速さで玉をイトカワ君に投げつけるらしいじゃないか。
時速にすると108キロですか。
着地時間1秒でイトカワ君を粉砕してたちまち飛び立つ。
ぼとっと落とすぐらいかと思ってたけど、僕の全力投球ぐらいだろうか。
イトカワ君にとっては、「いて」ぐらいでふりかえっても誰もいないぐらい。
それでもイトカワ君の一部を持って帰れるんだから、すごいな君は。
3億2千万キロの旅路をへて出会えたジャガイモのイトカワ君。
出来れば静にハヤブサ君を御見守りください。


今日仕事で僕が手塩にかけて育てた新人がクビになりました。
38歳男盛り。
嘘つきでした。
彼はきっと何故自分がクビになったのかわからないでしょう。
そういう人でした。
責任ある大人の世界に紛れ込んだ臆病な子供のような人でした。
怒ると、震えを抑えるような目をします。
考えがまとまらない。そんな目をしていました。
趣味も、楽しみもない。
憶えてる彼の言葉は「・・・すみません。」だけです。
仕事終わり。クビにするため、上司が彼を本社に連れて行くとき、クビだと言う事を知らされていない彼を見送る時、僕の心の中で「ドナドナ」が流れました。

紙一重なのかもしれません。僕も、彼も。
必要なのはなんなのか。
この胸の痛みが治まった時に。考えます。
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by biritake | 2005-09-13 22:51  

軽いめまいを・・・

ものすごく早く流れる雲の向こうに、きらきらとした入道雲が聳え立っていました。
会社の近くの東京タワーは、雲の中に隠れたかと思うと突然現れきらきら光っていました。
思えば台風というのはすごいですな。南の方の気の遠くなるような海の真ん中でものすごい勢いで照りつける太陽で蒸発した大量の水が上昇して、なんかいろんなことになって、ものすごいパワーで回りだし、人間の立てたものをなぎ倒しながら、ものすごい大量の水を降らせる。
僕ら人間が作ったものなんかあっという間に飲み込んじゃう。
海の水は蒸発しては雲になり、また海に降り注ぐ。ずーっと昔からただそれだけを繰り返してる。
人が1日に1リットルの水を飲むとすると、世界じゅうで毎日63億リットルの水が飲まれている。
それを出しちゃうから・・・うわー大変。年間にすると・・・まあたいへん。
今日も太陽は照りつける。

台風が去った夕闇の空に、綺麗な三日月が見えました。

思えば月は、そんな青い地球をずーっと昔から見ている。小さく小さく青地に白い模様が動いているのを、灰色の月は沈黙の中で見ている。
そしてまたその先には無数の星があって、地球なんて暗闇の中にいつのまにか消えてしまう。
そしてそのずーっとずーっと先には・・・花が一輪

台風が去った夕闇の空に、綺麗な三日月が見えました
60兆個の細胞から出来てる僕のほんの一部分がそれを見ている。
60兆個の細胞の一部は毎日分裂を繰り返し、心臓は休みなく動いている。
60兆個の細胞からなる人間は、今まで何人死んだのだろうか。
その細胞の数は・・・
出るか無量大数。
ああ、くらくらしてきた。
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by biritake | 2005-09-08 00:55  

9.11

いろんなことがある日です。
11月のジャム本公演の稽古はじめだし。うちに出演してるハナフラパーティーさんの一人舞台があるし、選挙があるし。9.11だし。
忘れられない日になりそうですな、うん。
アメリカのあの9.11の時のその前の年ぐらいにたまたまニューヨークへレコーディングに行っていて、ツインタワーの異様なたたずまいに驚いたのを憶えてますな。
英語なんか一切しゃべれないのに地下鉄に乗りましてね。目つきの悪いプエルトリカンが血走った目でメンチきってくるんですよ。さりげなく気づかないフリをしてるのもしゃくなんでちょっと見たら、すごい目なんですね。慌てて駅降りたら全然どこだかわからなくなって、近くにいたものすごくでかい黒人の警官にさりげなく聞いたんだけど、たぶん私の目は涙目だったでしょうね。でもね、身振り手振りでやりましたよ。ふざけんな、ジャパンなめるな、なんて言い聞かせながらね。その時のことははっきりと憶えてます。どこいったって落ち着かないから、ホテルでこもっていたかったんだけど、それでは武士の名が廃る。行ったれーてなもんで飛び出したんだけど、食事もろくに取れないんですな。あまりにチャレンジに疲れきってラーメン屋に入ったらそこで働く日本人にさげすまれた。なんだろうね本当に。
海外では日本人に会いたくないんだってさ、日本人は。だからってね。
他の場所でも日本人にあったんだけど大概冷たい態度をとられましたな。
一人、アメリカを一人で貧乏旅行をしてる青年はやさしかった。ジョンと言う、若いのにものすごい長いひげを生やして、おもむろにりんごをかじるアメリカ人の所に居候しているらしい。
なんとも貧乏臭い二人だったけど、楽しかった。

あの時見たあのタワーが消えた9.11
僕達の新しいチャレンジが始まる
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by biritake | 2005-09-07 00:04