ムネガイタイ

はやぶさ君がイトカワ君に到着しました。
イトカワ君は泥をかぶったじゃがいものよう。
20キロ離れたところでイトカワ君のことを見つめているはやぶさ君。
おみそれいたしましたよはやぶさ君。
毎秒300メートルの速さで玉をイトカワ君に投げつけるらしいじゃないか。
時速にすると108キロですか。
着地時間1秒でイトカワ君を粉砕してたちまち飛び立つ。
ぼとっと落とすぐらいかと思ってたけど、僕の全力投球ぐらいだろうか。
イトカワ君にとっては、「いて」ぐらいでふりかえっても誰もいないぐらい。
それでもイトカワ君の一部を持って帰れるんだから、すごいな君は。
3億2千万キロの旅路をへて出会えたジャガイモのイトカワ君。
出来れば静にハヤブサ君を御見守りください。


今日仕事で僕が手塩にかけて育てた新人がクビになりました。
38歳男盛り。
嘘つきでした。
彼はきっと何故自分がクビになったのかわからないでしょう。
そういう人でした。
責任ある大人の世界に紛れ込んだ臆病な子供のような人でした。
怒ると、震えを抑えるような目をします。
考えがまとまらない。そんな目をしていました。
趣味も、楽しみもない。
憶えてる彼の言葉は「・・・すみません。」だけです。
仕事終わり。クビにするため、上司が彼を本社に連れて行くとき、クビだと言う事を知らされていない彼を見送る時、僕の心の中で「ドナドナ」が流れました。

紙一重なのかもしれません。僕も、彼も。
必要なのはなんなのか。
この胸の痛みが治まった時に。考えます。
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by biritake | 2005-09-13 22:51  

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